PwCコンサルティング合同会社およびPwCあらた有限責任監査法人は7月14日、グローバルに事業を展開する日本企業を対象に、個人情報保護に関する各国法令に対応した「グローバル個人情報保護対応支援サービス」の提供を開始すると発表した。これは、企業のグローバル展開、IoTやビックデータビジネスの台頭、クラウドサービスの普及などに伴い、国境をまたいでの個人情報の利用が増えている一方で、情報漏えい事故が後を絶たず、欧州をはじめアジア各国でも個人情報保護を目的とした法令が制定されていることを受けたもの。同サービスでは、PwC JapanグループおよびPwCのグローバルネットワークの各法人と連携しながら、各国法令と現地状況の把握、各種法令への遵守状況に関する分析、課題抽出、セキュリティポリシーの策定、管理体制の構築、必要なセキュリティ対策の導入から実装、現場への定着まで一貫して支援する。アセスメントツールを利用したクイック評価の実施や、グローバルネットワークを活用したワンストップサポート、システムソリューションの導入まで一括支援などが特徴となっている。