キューアンドエー株式会社は5月25日、サイバーパトロールの受嘱企業として6月1日より始動すると発表した。これは警察庁が推進するサイバー防犯ボランティア活動に賛同したもので、宮城県警察として民間企業への初めての委嘱として活動する。宮城県警察では、2007年からインターネットにおける違法情報・有害情報を官民一体となって監視し、サイバー空間の安全確保を目的に活動している。特に近年、コミュニティサイトでのトラブルや、児童ポルノ、薬物売買などに青少年が巻き込まれないよう監視し、未然に防ぐ活動が急務となっている。そこで同社では、自社事業で培ったテクニカルサポートの知見から、在籍するICTの有識スタッフによるサイバーパトロール隊を仙台拠点に編成し、CSRの一環として活動を開始する。当面は、青少年に対するネット上での保護や保全を目的に、インターネット内の違法・有害情報を通報する活動を中心に行う予定だという。