ソフォス株式会社は4月27日、同社製品の新機能としてクラウド型の次世代サンドボックス機能「Sophos Sandstorm」を同日より提供開始すると発表した。同機能は、同社のUTM 製品「Sophos UTM 9.4」およびメールゲートウェイ製品「Sophos Email Appliance 4.0」のオプションとして利用可能。未知の脅威が企業のネットワークに侵入する前にクラウド上の仮想領域(サンドボックス)に隔離し、安全かどうか確認して適切な対処を行うクラウドベースの機能として安価に提供する。UTMなどのセキュリティ製品が受け取った疑わしいファイルが既知の場合は、ただちにブロックする。未知のファイルであった場合には、完全に隔離されたサンドボックスでファイルを実行し、動作を監視して安全かどうか判断する。その結果により、ファイルをブロックするか実行を許可するかをソフォス製品に指示する。 また、これらの脅威のふるまいや解析に関する詳細なレポートを発行し、次の対処に反映する。