この APIC の設計は分割されている。マザーボード上のそれぞれのプロセッサコア用の「ローカル APIC」と、通常の「IO APIC」だ。この IO APIC はハードウェアと繋がっており、割り込みのシグナルをローカル APIC にルートする。それはコアに割り込みを行うか否かを決定し、またコア同士のメッセージを交換する。
Intel が 16 年前からチップに残していた、途方もないセキュリティの欠陥──そして、その悪用法はここに~SMMのルートキットの扉を開く大失態(その 2)(The Register)
WRMSR 命令を利用すれば、OS の開発者は、ローカル APIC をメモリ内の任意の場所に移動するため、プロセッサコアを構成することができる。プロセッサの MSR 0x001b に、新しい物理メモリアドレスを書き込むだけだ。
国際
TheRegister
Intel が、Advanced Programmable Interrupt Controller(APIC)を導入したのは 1993 年頃のことだった。その名が示すとおり、APIC はプロセッサ上での割り込みを管理するものだ。この「割り込み」はハードウェアによって発生する電気パルスで、CPU に対し「いま行っている動きを止めて、この緊急事態に対処せよ」と伝える。それはカウントダウンがゼロになりそうな状態、あるいはハードドライブがデータ転送を終えそうになっているなどの状況であるかもしれない。多くの場合、ドライバは、CPU が行っていた動作を続けるより前に、その割り込みに対処することを最終的に勧告される。
この APIC の設計は分割されている。マザーボード上のそれぞれのプロセッサコア用の「ローカル APIC」と、通常の「IO APIC」だ。この IO APIC はハードウェアと繋がっており、割り込みのシグナルをローカル APIC にルートする。それはコアに割り込みを行うか否かを決定し、またコア同士のメッセージを交換する。
この APIC の設計は分割されている。マザーボード上のそれぞれのプロセッサコア用の「ローカル APIC」と、通常の「IO APIC」だ。この IO APIC はハードウェアと繋がっており、割り込みのシグナルをローカル APIC にルートする。それはコアに割り込みを行うか否かを決定し、またコア同士のメッセージを交換する。
関連記事
Scan PREMIUM 会員限定記事
もっと見る-
-
訃報:セキュリティの草分けロス・アンダーソン氏 死去 67 歳、何回分かの生涯に匹敵する業績
彼は英国王立協会のフェローでもあり、ニュートン、ダーウィン、ホーキング、チューリングが名を連ねる「知の殿堂」入りを果たしていた。
ピアツーピアシステムとハードウェアの耐タンパー性における草分け的存在である彼は、チップや銀行の暗証番号カードなどの安全な設計に長年取り組み大きな影響を与えた。そして、ATM におけるセキュリティ上の欠陥を公表するというアンダーソンの取り組みにより、世界中で ATM の設計が変更されることとなった。 -
ガートナー クラウドクッキング教室 ~ CCoE 構築の重要性
最後に、ハンキンス氏はクラウドセキュリティ全体像を戦略メニューとして図示した。上記で説明したソリューションやツール、各種フレームワークやプラットフォームが、機能や用途ごとに俯瞰できるものだ。この図は、ガートナーのクラウドセキュリティのコンサルティングの戦略ベースを示したものといってもよい。自社のセキュアクラウドを構築するときの「レシピ」として利用することができるだろう。
-
OWASP データブリーチ
幸いなことに、これらの履歴書の情報はほとんどの場合少なくとも 10 年前のものだが、それでも個人情報が多く含まれていることには変わりない。