米Pulse Secure社は7月28日、日本法人としてパルスセキュアジャパン株式会社を設立したと発表した。米Pulse Secure社はJuniper Networks(Junos Pulse)のスピンアウト企業であり、セキュアアクセスに関わる15年以上の実績と200件以上の特許を持つ。日本法人のカントリーマネージャには奥村康弘が就任し、9月より新SSL-VPNアプライアンス製品「Pulse Secure Appliance(PSA)」の販売を販売代理店を通じて順次開始する。2016年にはSSL-VPN国内シェア50%以上を目指す。PSAは、Pulse Connect Secure/Pulse Policy Secure対応のマルチサービスアプライアンス。エンタープライズサービス向けの信頼性の高いアクセスセキュリティによる高いパフォーマンススループットと、運用スケールの集中管理により構成、インストール、展開を容易に実行できることが特徴。「PSA300」「PSA3000」「PSA5000」「PSA7000c」「PSA7000f」のラインアップで展開する。日本法人では今後、日本向けのサービス・チャネルプログラムを拡充し、モバイル・セキュアアクセス市場にも参入していくとしている。