【オフィスセキュリティEXPO】火の近くでパッケージが溶け消火剤が飛散、初期消火ボールを展示(ミッショナリージャパン) | ScanNetSecurity
2025.03.01(土)

【オフィスセキュリティEXPO】火の近くでパッケージが溶け消火剤が飛散、初期消火ボールを展示(ミッショナリージャパン)

 東京ビッグサイトで10日まで開催されている「第10回総務・人事 ワールド」内の「第10回オフィス セキュリティ EXPO」に出展中のミッショナリージャパンでは、初期消火ボール「ELIDE FIRE BALL」を展示している。

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「ELIDE FIRE BALL」(エライドファイアボール)は、メロン程度の大きさの消火器具。力のない高齢者や子供でも扱える(撮影:編集部)
  • 「ELIDE FIRE BALL」(エライドファイアボール)は、メロン程度の大きさの消火器具。力のない高齢者や子供でも扱える(撮影:編集部)
  • ミッショナリージャパンのブース。使用方法などを紹介する映像が流されていた(撮影:編集部)
 東京ビッグサイトで10日まで開催されている「第10回総務・人事 ワールド」内の「第10回オフィス セキュリティ EXPO」に出展中のミッショナリージャパンでは、初期消火ボール「ELIDE FIRE BALL」を展示している。

 「ELIDE FIRE BALL」(エライドファイアボール)は、重さ1.3kg、直径15cmとメロン程度の大きさをしたボール状の消火器具。内部には少量の火薬と消火剤(硫酸アンモニウム)が封入されており、火の近くに置くと3秒程度でパッケージが溶け、消火剤が飛散。周囲3~4平方m程度を消火する。

 同製品はすでにトルコ、マレーシア、カナダでは消火器として正式認可が下りているが、日本では認可待ちの状態。既存の消火器の場合、あらかじめ使ったことがないと操作に手間取ったり、躊躇することもあるが、本製品は火の近くに転がすだけという操作不要の消火器具となる。

 同社では、一般家庭のコンロの周辺やコンセントの周辺など、火災の起こりやすい場所にあらかじめ据えつけておけば、発火直後に消火が行えるため、初期状態で火災をとどめられるという。また、既に火災が起こった状態でも、火元近くに転がせば消火を期待できる。

 対応する火災の種類は、一般火災のほか、油火災、電気火災。耐用年数は5年で1万円以下での発売を予定している。

【オフィス防災EXPO #06】火の近くに置くだけで初期消火できる消火ボール

《小菅@RBB TODAY》

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