じぶん銀行は14日、インターネットバンキングによる不正送金被害を防止する「スマホ認証サービス」を、「じぶん銀行スマートフォンアプリ」において提供開始した。Android向けは同日より開始、iPhone向けは近日中にサービスを開始する。 「トランザクション認証」とは、暗号化された取引(トランザクション)データの一部(口座番号、金額等)からワンタイムパスワードを生成し、認証に用いることで、取引内容が改ざんされていないか検証できる技術。これにより、第三者の成りすましや、送金先を書換えるなどの不正な送金を防止できる。なお、銀行取引用のスマホアプリに、トランザクション認証機能が組み込まれるのは日本の銀行では初とのこと。 「スマホ認証」では、取引確定前にアプリに取引内容を表示、承認した取引だけを実行する。なお「スマホ認証」は、パソコンからの取引でも利用可能。パソコンからの取引の場合、スマートフォンとパソコンの2経路認証となる。 「スマホ認証」は、じぶん銀行のインターネットバンキングから申込み可能。24時間対応の自動応答電話による本人確認の後、すぐに利用できる。