トレンドマイクロ株式会社は5月29日、株式会社沖縄データセンター(ODC)が総合サーバセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security(Deep Security)」とネットワークセキュリティ対策製品「Deep Discovery Inspector(Deep Discovery)」を採用したと発表した。ODCは、クラウドサービス、運用代行サービス、基盤構築支援サービス、ハウジングサービスなどを提供するクラウドサービス事業者。ODCは、サービスの提供にあたって取り扱う情報に、個人情報や企業の機密情報などが多く含まれることから、情報窃取を目的とした標的型サイバー攻撃などの脅威から自社システムを保護するセキュリティ対策への取り組みを検討していた。検討の結果、Deep Securityにおいてはサーバ保護に必要なセキュリティ機能を一元的に提供し、しかもクラウドサービスの可用性を損なわないセキュリティ運用を実現できる点を、Deep Discoveryにおいてはプラットフォームに依存せず、内部通信を可視化することにより異変や予兆など自社ネットワーク内に潜む脅威を検知する仕組みづくりの構築を目指すODCの要件を満たす対策として評価されたという。