エムオーテックス株式会社(MOTEX)は5月12日、「LanScope Cat」の最新バージョン「Ver.8.2」を7月にリリースすると発表した。同製品は、企業のさまざまなIT資産を一元的に把握・管理するセキュリティツール。新バージョンでは、クラウドや仮想化、モバイルデバイスのビジネス利用など、企業を取り巻くIT環境の変化と、それらによる新たな課題に対応したものとなっている。具体的には、グローバル環境対応・人事システム連携・情報漏えい対策強化を実現した。グローバル環境対応では、マネージャプログラムの英語および英語版SQL Server対応、管理コンソールの英語表示切替、時差対応設計を搭載した。また、「各拠点の営業マン、ただし部長以上を除く」など、部署や人事情報を組み合わせた「ロール」に対してポリシー設定が可能になった。人事異動の際もポリシーが自動的に適用される。デバイス制御においては、特定メーカーのUSBメモリや、個別のSDカードに対してのホワイトリスト設定、一時的な禁止解除・読取り専用設定など、運用に沿った柔軟な設定が可能になっている。