チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は4月23日、最新の高度なサイバー攻撃への対策強化を目的に、FireEye社と脅威情報の共有に関するパートナーシップを締結したと発表した。4月20日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳として伝えている。このパートナーシップにより、チェック・ポイントの「ThreatCloud」および次世代脅威対策ソリューションと「FireEye NXプラットフォーム」は、最新の脅威情報をリアルタイムで共有することとなり、両社の脅威情報に基づいてファイアウォールのセキュリティ・ポリシーを動的に更新できるようになる。両社は、不正な活動で使用されているIPアドレスやドメイン名、ファイル・ハッシュなどの脅威情報を匿名化したうえで相互に共有する。共有された情報は、各社の製品およびネットワークに自動的に取り込まれ、顧客環境のセキュリティ強化に利用していく。また、チェック・ポイントの次世代脅威対策ソリューションが提供する情報と、FireEyeの仮想マシンが生成する情報が脅威情報データベースに集約され、両社の顧客に提供される。これらの更新は、ほぼリアルタイムに行われる。