富士通株式会社は4月10日、統合認証ソフトウェア「FUJITSU Security Solution SMARTACCESS(SMARTACCESS)」シリーズに、仮想環境上で生体認証によるWindows OSや社内システムのログオンを可能にする「SMARTACCESS/Virtual V1.0L10」を新たに追加し、同日より国内で法人向けに販売を開始した。希望小売価格は、プログラムDVD「SMARTACCESS/Virtual メディアパック(64bit/32bit) V1.0」が5,000円、ライセンス料は1ライセンスで15,000円から。「SMARTACCESS/Virtual V1.0L10」では、「VMware」や「Citrix」といった仮想環境においても、生体認証によるWindows OSや社内システムのログオンが可能になる。仮想環境の利用時においても、よりセキュアな認証セキュリティを実現するとともに、生体認証によりIDとパスワードを入力する手間がなくなるうえ、シングルサインオン運用ができるため利便性も向上するとしている。