タムロンは箱型カメラ用高倍率36倍電動ズームレンズ(1/1.8型 10-360mm F/1.6)を13日から発売する。セキュリティ市場が求める高解像度、高画質に対応した高倍率ズームカメラで、広大なエリアを監視する用途に適したモデルとなっている。 発売するモデルは2製品(M118ZG36X10IRPF/M118ZG36X10IRP)で、違いは霜除去機能の有無。霜除去機能付きモデルは、霧の微小な水滴などで可視光線が散乱されるのを防ぐフィルターを用いて、近赤外線による撮影機能を備える。 長焦点距離10-360mmの高倍率36倍電動ズームレンズで、2メガピクセル(フルHD)に対応。F/1.6の明るさがあるので低照度での撮影にも対応する。イメージャーサイズは一般的な1/1.8型、電動フォーカス・ズームはプリセット機能を備える。 広範囲を監視するための高解像度屋外用監視カメラのレンズとして使うことを想定しており、空港や発電所、プラントなどの重要施設、国境や港湾などでの24時間監視といった用途での導入を見込んでいる。