NECは、Microsoft Windows Server 2003のサポート終了に向け、移行支援サービスを拡充すると発表した。
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日本電気株式会社(NEC)は4月7日、Microsoft Windows Server 2003のサポート終了に向け、移行支援サービスを拡充すると発表した。まず、企業内で利用中の、Windows Server 2003で動作しているファイルサーバを発見する「ファイルサーバ発見サービス」を無償で提供する。同サービスは、NECから送付される機器をユーザが自社のネットワーク環境に一定期間設置し、その後機器を返送することで、NECが情報を抽出・解析を行い、結果をユーザへ報告しOS情報を確認できるというもの。
移行作業をNECが実施する「ファイルサーバデータ移行サービス」と組み合わせて利用することで、発見から移行までの一連の作業をまるごとNECに委託することも可能。また、ファイルサーバとしての利用に適したストレージ製品「iStorage NSシリーズ」と移行ソフトウェア「NEC Easy Data Migration for File Server」(NEDAM)のセット製品や、アプリケーションサーバ(APサーバ)を一時的に仮想化基盤上に移行するサーバ仮想化延命セットなどの「サーバ移行パック」、ストレージ製品「iStorage NS300Tf」も同日より販売開始した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》