三菱電機は「セキュリティショー2015」にて、映像に画像解析を行いビッグデータとしての活用が可能にするソリューションを参考出展した。この「画像分析ソリューション」は、監視カメラで撮影された映像に対して画像解析を行うというシステム。任意の秒数ごとに、その瞬間画像内にある人物や物に対して年齢・性別・色・通過方向といった種類の解析を行った後、“30代・女・赤・左から右へ”というようなメタタグを自動的に添付する。 これにより、監視カメラによって撮影された膨大な映像をほぼ自動で分類が可能。後から映像内の目的の箇所を探しやすくなるだけでなく、ビッグデータとしても分析・活用できるため、マーケティングへの応用も容易になるという。 アメリカの3VR社との共同研究で、すでにアメリカでは販売されているが、日本では映像とその情報の使用が個人情報保護法で制限されているため、製品化はもう少し先になる見込みだ。