【セキュリティショー2015】動く被写体の撮影時の歪みを解消(三星ダイヤモンド工業) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

【セキュリティショー2015】動く被写体の撮影時の歪みを解消(三星ダイヤモンド工業)

 走行中のクルマのナンバーを撮影しようとした場合、これまでは大なり小なり画像に歪みが発生していた。

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 走行中のクルマのナンバーを撮影しようとした場合、これまでは大なり小なり画像に歪みが発生していた。しかし、セキュリティショー2015に出展する三星ダイヤモンド工業(MDI)が6月より発売を予定している「グローバルシャッター」搭載モデルなら、その歪みを解消するというのだ。

 ブースでは、高速回転するCDを「グローバルシャッター」モデルで撮影するデモ展示を実施。肉眼では完全に識別できないCDの盤面に書かれた数字や文字を鮮明に映し出していた。

 グローバルシャッターは、全画素同時タイミングでシャッターを切るというもので、従来使われていたローリングシャッターとは異なる方式を採用。動く被写体の歪みをなくす以外にも、ストロボ撮影時には短い発光時間でも明るさに差が出ない映像を撮影できるというメリットがあるという。ちなみにこの方式はMDI独自の技術で現在特許出願中とのこと。

 なお、グローバルシャッター搭載モデルは、フルHD(HD-SDI/EX-SDI)カメラ「DS」シリーズ、フルHDネットワークカメラ「DZ」シリーズにラインアップされる。

 ブースでは、他にも暗所や逆光、豪雨や濁った水中で撮影した画像を鮮明化する機能のデモ展示を実施。グローバルシャッター搭載モデルがラインアップされる「DS」シリーズに画像鮮明化機能搭載モデルもラインアップされている。

 また、2月末に発表された中国企業・Dahuaとの正規代理店契約締結に伴い、Dahua製品の展示も行っている。

【SS2015速報リポート019】素早く動く被写体を確実にとらえる監視カメラが登場

《小菅@RBB TODAY》

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