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2018.07.21(土)

「学校施設の耐震化ガイドブック」を改訂、東日本大震災等をふまえ特に注意が必要な危険性を明記(文部科学省)

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 文部科学省は2月17日、学校施設における非構造部材の耐震対策の推進に関する調査研究(第2回)の配布資料を公開した。資料は「学校施設の耐震化ガイドブック」改訂の概要で、東日本大震災の被害調査結果や新たな基準等をふまえ、分かりやすく紹介している。

 非構造部材とは、柱や梁、床などの構造体ではなく、天井材や外壁(外壁材)など、構造体と区分された部材のこと。構造体に被害がなくても非構造部材の被害が生じる可能性があることから、文科省は平成21年度に「学校施設の非構造部材についての耐震化ガイドブック」を作成、耐震点検・対策について周知してきた。

 さらに、東日本大震災では天井材の落下などの被害が起きたことから、危険性や対策の必要性は浸透してきたという。しかし、学校設置者による点検や耐震対策は十分に行われているとは言えない状況から、改定後のガイドブックで意識の向上を促し、地震時における非構造部材による被害を軽減したい考えだ。

 おもな改訂の内容は、点検の考え方を再整理すること。ひび割れなどの劣化状態、部材の取付工法などを点検し、予防的な対策に結びつけていく。学校設置者は施設の管理者として、専門的な見地からの点検が必要。学校は日常的に施設を利用している者として、異常の早期発見が必要なことを明確化する。

 学校や学校設置者の点検チェックリストは、活用しやすいように修正。図や写真を添付し、教室ごとのアレンジ例、具体的な使い方を記載した。点検項目が理解しやすいように、天井や外壁等の部位ごとに学校で使用されているおもな工法、材料の分類を記載する。

 改訂版では、東日本大震災等をふまえて、点検項目や参考トピックを追加。学校設置者が対策の優先度を検討する際に参考となるよう、特に注意が必要な危険性を明記している。

 「学校施設の非構造部材の耐震化ガイドブック」改訂の概要(案)は同省のホームページで見ることができる。

文科省が「学校施設の非構造部材の耐震化ガイドブック」の改訂案公開

《田中志実@リセマム》

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