NTTタウンページは自社の職業別電話帳データベースを活用したマーケティング情報として、毎月都道府県別のランキングを公開している。「防犯用設備・用品」に関するランキングが発表されたが、防犯用設備・用品取扱店の数は地域差が大きいようだ。 人口10万人あたりの防犯用設備・用品取扱店の数としては、広島県が3.93件で一位。以下、長野県(3.89件)、長崎県(3.84件)と続く。関東近県では東京都が20位以内に食い込んでいるものの、千葉や神奈川などは41位以下と、かなり下位に位置している。上位3県は、ここ10年でほぼベスト10位内と安定しているようだ。 数値が高い=安全、というわけではないが、防犯ボランティアの全国区拡大や、地域での防犯意識向上などで、特定地域が占める傾向があるのは興味深いかもしれない。