ファイルの不要なデータを削除することで「無害化」するソリューション(アズジェント) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

ファイルの不要なデータを削除することで「無害化」するソリューション(アズジェント)

アズジェントは、重要社会インフラ向けマルウェア対策ソリューションとして、イスラエルVOTIRO社の「Secure Data Sanitization(SDS)」の販売を開始する。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
株式会社アズジェントは1月28日、重要社会インフラ向けマルウェア対策ソリューションとして、イスラエルVOTIRO社の「Secure Data Sanitization(SDS)」の販売を開始すると発表した。SDSは、ファイルがマルウェアを含んでいる「可能性」を重視し、すべてのファイルをサニタイズ(無害化)するマルウェア対策製品。

一般的にエクスプロイトやマルウェアは、ファイルのメタデータや空ビットスペース、マクロの中に潜んでいる。SDSは、これらのデータをチェック、ファイルに不要なデータ部分を削除、あるいは意味のない情報に書き換えることで、攻撃用の実行ファイルを削除する。これにより、シグネチャの存在しない未知の攻撃も防ぐことが可能となる。

アズジェントでは、外部からのメールに添付されたファイルを自動的にサニタイズするソリューションとして、Microsoft Exchangeと連携した「Secure Data Sanitization for E-mail」、ファイルサーバでのファイルサニタイズをサービスとして提供する「Secure Data Sanitization Automatic Engine」をリリースする。また、Web Proxyシステムとの連携により構内からのWebアクセスに対するサニタイズソリューションの展開など、順次提供していくという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×