警視庁は19日から、災害時の情報収集などを目的とした小型無人ヘリコプターを導入した。GPSや高精度カメラなどを搭載し、リアルタイムの映像情報を収集できる仕様となっている。 小型無人ヘリの導入は全国の警察でも初めてのケース。GPS座標入力により決められたコースの自動撮影が可能となっており、火山のような人の立ち入りが難しい大規模災害現場などでの情報収集などにも威力を発揮する。 東京五輪を6年後に控えて警備体制の強化が求められる中、警視庁はテロ警戒や雑踏警備などで無人ヘリを活用していきたいとしている。