インフルエンザの流行に備え感染を防ぐポイントをまとめる(内閣府) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

インフルエンザの流行に備え感染を防ぐポイントをまとめる(内閣府)

 内閣府政府広報室は、インフルエンザの流行シーズンに備え、感染を防ぐポイントをまとめた「みんなで対策!インフルエンザ」を政府広報オンラインにて発表した。

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 内閣府政府広報室は、インフルエンザの流行シーズンに備え、感染を防ぐポイントをまとめた「みんなで対策!インフルエンザ」を政府広報オンラインにて発表した。

 インフルエンザは、いったん流行が始まると、短期間に多くの人に感染が広がる。38度以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などが突然始まり、のどの痛み、鼻汁、咳など、風邪と同様の症状が現れる。特に高齢者や妊婦、幼児、免疫力が低下している人は肺炎や急性脳症などの合併症を引き起こすなど重症化する場合があるため、充分な注意が必要だ。

 インフルエンザの予防としては、外出先から帰宅した時や食事前に正しい手洗いを行う、十分な睡眠とバランスの良い食事をとる、加湿器などで適度な湿度を保つ、人混みや繁華街への外出を控える、予防接種を受けるなど、日ごろからの対策が大切となる。

 医師が必要な場合に処方する抗インフルエンザウイルス薬は、発症から48時間以内に服用を開始すると発熱期間は通常1~2日間短縮するため、早めの受診が望ましい。処方された薬は用法や用量、服用する日数など、医師の指示を守って服用する。

 インフルエンザと診断されたら、睡眠を十分にとり、発汗による脱水症状を予防するためにこまめな水分補給を心がける。また、家の中でもマスクをして、家族への感染に気をつけたい。

 熱が下がってもインフルエンザウイルスは体内に残っているため、数日間は学校や職場などへの外出を控え、自宅療養をすることが望ましい。

 また、くしゃみや咳が出るときには、飛沫感染を防ぐための「咳エチケット」を心がける。具体的には、鼻と口の両方を確実にマスクで覆う、使用後のマスクやティッシュペーパーはすみやかに廃棄する、やむなくくしゃみや咳が出る場合は人から顔をそらす、ウイルスを付着させないよう、石けんなどでこまめに手を洗うことが挙げられている。

 インフルエンザの流行のピークは1月から2月。感染を広げないためにはひとりひとりが「かからない」、「うつさない」ための対策をしっかりと行うことが大切だといえる。

感染から身を守るインフルエンザ対策、内閣府がオンラインにて公開

《水野こずえ@リセマム》

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