株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は11月6日、企業のセキュリティ機器を24時間365日運用代行する「マネージド・セキュリティサービス(MSS)」の提供を開始したと発表した。同社はこれまで、10年以上にわたり官公庁や大手企業向けににセキュリティ監視サービスやセキュリティイベントの解析サービスを提供している。この経験と実績を活かし、SIEM運用代行サービスやアップデート作業代行サービス、緊急時の対処支援サービスなどを追加し、「MSS」として新たに提供を開始する。本サービスは、次世代ファイアーウォール、WAF、サンドボックス型マルウェア対策機器、IPS/IDSなどの各種セキュリティ機器から生成されるセキュリティイベントやログ情報を、SIEMを用いてリアルタイムに分析し、不正アクセスを発見することで、ユーザのセキュリティリスクの軽減を実現する。また、ユーザの環境で検出したイベントを同社独自に蓄積している攻撃パターンと照合することで、日々高度化する未知の脅威にも対応する。提供価格は月額324,000円から。