日本ユニシスグループは2月18日、自動車部品メーカーを中心とした製造業の設計部門向けに、グローバル化対応時の業務やシステムの課題を解決するCADシンクライアント導入検証サービスの提供を開始すると発表した。昨今の製造業では、グローバル展開を進める上で、設計から販売、アフター対応までの業務全体を現地にてタイムリーに実施することが必要となっている。しかし、CADシステムにおいては、機密性の高いCADデータをやりとりすることによる情報漏えいや、災害などのトラブル発生時の業務継続や業務復旧、海外拠点の運用や管理にかかるコスト、利用環境の多様化などへの対応が課題となっている。今回、日本ユニシスグループは、国内環境での検証に加え、海外拠点における実地検証を行う「グローバル検証サービス」、国内拠点内にグローバル活用を模した環境を構築して検証を行う「国内環境での検証サービス」、顧客の検証計画立案を支援する「CADシンクライアント導入検討支援サービス」の3サービスを提供する。