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2017.11.24(金)

スマートフォンを用いた防災教育用アプリケーション「津波AR」を共同開発、現実画面に津波痕跡高情報を付加して映し出すことが可能(宮城教育大学東北大学、東北大学)

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 宮城教育大学(環境教育実践研究センター)と東北大学(災害科学国際研究所)は2月18日、スマートフォンを用いた防災教育用アプリケーション「津波AR」を共同開発したことを発表した。

 「津波AR」は、東日本大震災に関する学習や防災教育を体験的に行えるアプリ。AR(拡張現実)技術を用いることで、スマートフォン等のカメラを通して映した現実画面に、津波痕跡高情報を付加して映し出すことが可能。これにより、どの位置にどの高さの津波が来たかを直感的に知ることができる。津波痕跡高の他にも、発生当時の被害状況の写真や避難所情報も表示可能。

 mataio社提供の無料のARブラウザ「junaio」を利用し、現実画像に津波高情報を付加して閲覧できるだけでなく、一覧表示での閲覧や、地図上に情報が配置された状態での閲覧が可能。

 さらに、パノラマ写真を用いてアプリ内で擬似空間を作成。そのなかで津波痕跡高情報を閲覧することで、自身がまるで被災地に立っているかのような疑似体験をしながら学習できる。通常モードでは、カメラを通して位置や方角等を確認しながら津波高と被災写真などを照らし合わせて閲覧できる。地図モードでは、海や川の場所を確認しながら津波高や被災写真を閲覧し、防災教育において避難経路の検討などに活用できるとのこと。

 津波痕跡高のデータについては、東北大学災害科学国際研究所と原子力安全基盤機構が共同で運営・公開している「津波痕跡データベース」を利用した。同研究所によるWebサイト「みちのく震録伝」で公開されている被災地写真も同時に閲覧できる。

 なお2014年2月現在で、津波痕跡高情報については3,473件、被災地写真は94,346件、避難所情報は308件のデータが、宮城教育大学のサーバのデータベースに蓄積されている。

東北大と宮城教育大、スマホを活用した防災教育アプリ「津波AR」共同開発

《冨岡晶@RBB TODAY》

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