経済産業省は1月17日、電力・ガス・ビル・化学分野のサイバーセキュリティ演習を順次実施することを発表した。1月21より計5回を実施する。 近年、重要インフラや工場プラントの制御システムを狙ったサイバー攻撃が、世界的に多数出現している。こうした攻撃に対する対応を強化するため、演習を実施する。民間の協力も得て、演習用模擬システムを用い、実際にインシデントが発生した場合の課題を検証する。 演習は、業界団体、研究機関、各事業者、制御システムベンダ他などが参加し、「技術研究組合制御システムセキュリティセンター」(CSSC)東北多賀城本部にて行われる。