エムオーテックス株式会社は、IT資産管理製品「LanScope Cat」の最新バージョンの提供を開始した。新バージョンでは多様化するデバイスの統合管理を実現。シンクライアント、スマートデバイスデバイス、MacOSそれぞれへの対応と連携強化がなされた。実装した新機能を通じ、企業を取り巻くIT環境やワークスタイルの変革に対応する。1つめの新機能はシンクライアントへの対応強化だ。今回リリースされたシンクライアント管理ツール「バーチャルキャット」は、バーチャルデスクトップインフラストラクチャー方式(VDI方式)に加え、Citrix XenAppや日本マイクロソフト社のリモートデスクトップサービスが採用するサーバベースコンピューティング方式(SBC方式)に対応。不透明になりがちなシンクライアント環境での操作ログを、より幅広い製品から取得できるようになった。シンクライアントの活用状況が把握できることで、不正操作を抑止するだけでなく業務改善を図ることができるようになる。2つめに同社のスマートデバイス管理ツール「LanScope An」との連携を強化。収集したスマートデバイスの資産情報を「LanScope Cat」に連携させることで、PCとスマートデバイスの一元管理が可能となり管理工数の削減と「人」に基づいた資産の管理を実現する。さらに3つめの新機能としてMacOSへも対応。資産管理、ログ管理、デバイス制御の機能を実装し、企業内で増加するApple社製品の管理環境を提供する。これまで管理が困難であったMacOSも対象に加えることで、企業が有するIT資産の一元管理がさらに容易になる。