ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は9月3日のリリースによると、WatchGuard Technologiesが大規模企業のメールおよびWebコンテンツのセキュリティニーズに応える新アプライアンス「WatchGuard XCS 880」を発表した。本製品では、従来のハイエンドモデルと比較して処理能力が20%向上しており、メールのスループットを倍増させつつ消費電力を半分以下に抑えている。また、ウイルス、複合型脅威、ネットワーク攻撃などのインバウンドの脅威に対する保護機能を提供するとともに、情報漏えいを防止するためのアウトバウンド情報も制御している。消費電力の削減により、冷却コストの節約も実現する効率的なコンテンツセキュリティプラットフォームを提供している。また、プロセッサやデータ保存能力も改善され、アプライアンスの小型軽量化(約8Kg減)にも成功、ラックスペースにかかる費用の節減にも貢献する。なお本製品は、既存の「XCS 770R」と「XCS 970」のリプレース版に位置づけられる。