非難袋を準備している母親は4割に満たず、年々防災対策への意識が薄れる(花王) | ScanNetSecurity
2024.04.18(木)

非難袋を準備している母親は4割に満たず、年々防災対策への意識が薄れる(花王)

 9月1日は防災の日。非難袋(非常袋)を準備している母親は、4割に満たないことが、花王の調査で明らかになった。2012年の調査では、4割を超える結果だったため、年々防災対策への意識が薄れているようだ。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
 9月1日は防災の日。非難袋(非常袋)を準備している母親は、4割に満たないことが、花王の調査で明らかになった。2012年の調査では、4割を超える結果だったため、年々防災対策への意識が薄れているようだ。

 同調査は、未就学児(幼稚園児・保育園児)と小学校低学年(1~3年生)の母親を対象にアンケートを実施。2011年と2012年に引き続き、今回で3回目となる。

 避難袋(非常袋)を準備しているか尋ねたところ、未就学児の母親で36.1%、小学校低学年の母親で38.9%が「準備している」と回答。6割以上が準備をしていない。

 災害が起きた時の家族のルールがあるか尋ねたところ、多くの母親が「待ち合わせ場所を決めている」という回答。待ち合わせ場所は、「近くの大きな公園」「近所の小学校」「近くの高台」などが挙げられた。

 また、「無理に帰宅しないでその場の避難所に逃げ、非常用の留守電に伝言すること。」(30代、未就学児の母親)や、「災害時の各自の担当業務・集合場所・避難する道順が決めてある。」(30代、未就学児の母親)などのコメントが寄せられた。

 防災の日をきっかけに、災害について家族で話し合ってみてはいかがだろうか。

災害に備え、非常袋を用意している家庭は4割弱

《工藤 めぐみ@リセマム》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×