株式会社アズジェントは3月28日、標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃への対策を強化するため、セキュリティサービス領域を大幅に拡大し、サービス事業展開を本格的に開始すると発表した。自社のセキュリティサービス群を拡大、再編成し、新ブランド「セキュリティ プラス」として包括統合、高水準のサービスを、市場価格の3割から5割安い月額10万円以下というリーズナブルな価格で提供する。同社代表取締役社長 杉本隆洋氏によれば、マネージドセキュリティサービスには150億円の潜在市場があるものの、価格のバリアによって特定の企業しか利用していないという。同社は、潜在購買者のニーズに合わせたマーケットインの発送で、思い切った値付けを行った模様。同社は設立以来、セキュリティに特化した企業として、大手金融、保険会社、証券会社、データセンターをはじめとするさまざまな組織のセキュリティコンサルティング、監査を行い、多くのノウハウ、実績をあげてきた。セキュリティ・プラス」は、同社のセキュリティ・ノウハウを集約し、企業が安心、安全な経済活動を営むことのできる環境を提供することを目的に開発した。大企業から中堅中小企業まで幅広く利用でき、導入先企業のニーズに対応できる多様で柔軟なサービス・ポートフォリオを構成するものとなっている。