今回の「ClearPass Ver.6.0」では、BYOD(Bring Your Own Device)の要件に対応すべく、機能の強化と充実が図られている。特にMDM(Mobile Device Management)製品との連携機能などが大きな目玉の1つだ。日本での提供は12月3日からで、仮想アプライアンス版の価格は最小構成(500台まで)で117万円から。
プラバカール氏は、「ClearPass」の2つの海外事例についても紹介した。1つは大規模な事例で、サウジアラビアの国営石油企業 Saudi Aramcoでの適用例だ。同社には18万5,000台ものモバイルデバイスがあり、アルバのほか、シスコやジュニパーなどのマルチベンダーによるネットワーク環境下でBYODに対応。このような複雑なネットワークにおいて「ClearPass」を導入し、大量のモバイルデバイスを一元管理しているそうだ。