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2018.07.23(月)

石英ガラス内部にCD並みの容量のデータを記録・再生する技術を開発、数億年以上の長期保存が可能に(日立製作所)

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 日立製作所は24日、京都大学工学部 三浦清貴研究室と共同で、耐熱性・耐水性に優れている石英ガラス内部に、CD並みの容量のデータを記録・再生する技術を開発したことを発表した。数億年以上にわたるデータの長期保存が可能だという。

 この技術では、データ記録にレーザーを、再生に光学顕微鏡を使用し、レーザーの焦点位置を変えることによって石英ガラス内部に多層の記録層を作製することを可能とした。

 石英ガラス内部に、「フェムト秒パルスレーザー」を照射し、屈折率の異なる微小領域(ドット)を形成し、大量デジタルデータを記録するために、レーザーのパワーや形成するドットの間隔、深さ方向の間隔などを最適化した多層記録技術を開発した。また、記録速度を向上するために、一度に100個のドットを記録する一括記録技術も開発した。再生では、4層に分けて記録したデータをそれぞれ正確に読み取るために、焦点距離を変えた2枚の画像を用いてコントラストを強調する技術を開発した。

 今回は4層の記録層を作製することで、CDの記録密度35MB/inch平方を上回る40MB/inch平方を実現した。また1000度で2時間加熱する高温劣化加速試験を行った結果、劣化なくデータを再生できることも確認されたという。

 今後、歴史上重要な文化遺産や公文書、個人が後世に残したいデータなどの新たな長期保存技術としての活用が期待される。

日立、数億年のデータ保存に耐える技術を開発……石英ガラス内部にデジタルデータを記録

《冨岡晶@RBB TODAY》

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