株式会社イードは、同社の運営する情報セキュリティメディアの読者及び企業管理者に向けて、セミナー「ハクティビズムの動機と歴史」を9月4日開催する。中国ハッカーやAnonymousのような社会的・政治的意図を持つ攻撃者の場合、攻撃手法や技術の理解だけでなく、思想や社会的動機を理解することが、効果的なセキュリティ対策を実施するにあたって重要になっている。セミナーでは、「ハクティビズムとは何か -ハッカーと社会運動」を出版した、一橋大学大学院 社会学研究科 博士後期課程に在籍する若手論者、塚越健司氏を招き、フィリップ・ジマーマンのPGP暗号、DeCSS、Winny、ウィキリークス、Anonymousへと至る、過去の主要なハクティビズム活動をふりかえり、それらの活動に共通する動機と社会的目的、倫理を考える。企業や組織の情報システム管理者、システム開発者、プログラマー、経営者を対象に、9月4日都内で開催され、入場は無料。