2006年に比べ「インターネットを利用した犯罪」、「振り込め詐欺や悪質商法などの詐欺」に不安を感じる層が増加(内閣府) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

2006年に比べ「インターネットを利用した犯罪」、「振り込め詐欺や悪質商法などの詐欺」に不安を感じる層が増加(内閣府)

 内閣府は8月16日、治安に関する特別世論調査を発表した。約6割が日本は安全・安心な国だと思っており、「誘拐や子供の連れ去り、いたずらへの不安」は、2006年の調査と比べ11.2%減少していることが明らかになった。

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 内閣府は8月16日、治安に関する特別世論調査を発表した。約6割が日本は安全・安心な国だと思っており、「誘拐や子供の連れ去り、いたずらへの不安」は、2006年の調査と比べ11.2%減少していることが明らかになった。

 調査は、2012年7月5日~7月15日に全国20歳以上の日本国籍を有する者3,000人を対象に調査員による個別面接聴取で実施された。そのうち有効回答数は、1,956人(65.2%)だった。

 「日本は安全・安心な国か」について、「そう思う」(14.7%)と「どちらかといえばそう思う」(45.0%)を合わせると、59.7%が日本は安全・安心な国だと思っている。2006年の調査(46.1%)と比べ、13.6%増加している。

 「最近の治安」について、「悪くなったと思う」(28.6%)と「どちらかといえば悪くなったと思う」(52.6%)を合わせると、81.1%が治安が悪くなったと思っている。2006年の調査(84.3%)と比べ、3.2%減少している。

 「最近の治安が悪くなったと思う原因」について、「地域社会の連帯意識が希薄となったから」(54.9%)、「景気が悪くなったから」(47.4%)を約半数が理由に挙げている。

 「不安を感じる犯罪」について、2006年と比較すると、「インターネットを利用した犯罪」(42.3%、2.4%増)や「振り込め詐欺や悪質商法などの詐欺」(43.4%、2.0%増)が増加している。一方、「誘拐、子供の連れ去りやいたずら」(31.3%、11.2%減)は大幅に減少している。

約6割が「日本は安全・安心な国」 誘拐への不安は6年で11%減…内閣府調べ

《工藤 めぐみ@リセマム》

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