CA Technologiesは8月9日、レプリケーションソリューションの最新版「CA ARCserve Replication r16 SP2」および「CA ARCserve High Availability r16 SP2」を8月22日より提供開始すると発表した。これらの製品は、データやアプリケーションの「保護」「復旧」「可用性」を簡単かつ確実に実現できる、災害対策・業務継続ソリューション。提供価格は、CA ARCserve Replicationが98,000円から、CA ARCserve High Availabilityが228,000円から。最新版では、柔軟性と使いやすさを向上する新機能を追加、クラウド環境での災害対策を容易に実現できるようにした。具体的には、NATに対応することでNAT環境下にあるサーバとインターネット上にあるサーバ間で相互にレプリケーション・リストアが可能になった。また、Active Directoryドメインに参加していないワークグループのサーバ間でもファイルやフォルダのNTFSアクセス権(ACL)を複製することができるようになった。このほか、帯域制御機能の曜日指定やブロックレベル同期のパフォーマンス改善なども行われている。