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2017.12.13(水)

京都大学の演習室端末約1,400台をシンクライアントシステムに一新(NEC)

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

 日本電気(NEC)は14日、京都大学の「教育用コンピュータシステム」を構築したことを発表した。3月より稼働開始したとのこと。

 「教育用コンピュータシステム」は、学生や教職員が学内の演習室において、教育や研究のために利用する情報処理設備。約1,400台の演習室端末をシンクライアントシステムで一新するとともに、遠隔地からも利用可能な仮想デスクトップサービスを導入した。また、多言語対応のOSを採用することで、増加する留学生にも配慮した。

 基幹サーバには「Express5800/ECO CENTER」を採用し、仮想化によりサーバ台数を半減させた。演習室端末には小型ワークステーション「Express5800/51Mb-S」を導入し、OS起動後の消費電力を25W程度に抑制。従来に比べ消費電力を60%削減したという。また、各教室に電源制御装置を設置し、システム管理者が全端末の電源をLAN経由で制御することで、4W程度ある待機電力もカット可能となっている。

 また学内外からのリモート利用が可能な仮想デスクトップサービス(仮想PC)を導入。「Citrix Xen Desktop」を中心に演習室のシンクライアント環境との統合管理を実現した。これにより、教員が場所を選ばずに講義資料を作成できるなど、学外のPCやタブレット端末からも同様のクライアント環境を利用することが可能。また、仮想PCの利用申請を管理するシステムにより、申請から承認・登録までを自動化し、適切なユーザー管理を実現した。一方で、シンクライアントシステムの管理サーバはわずか6台に抑え、サーバ間で起動イメージを共有することで、起動イメージの更新や複製を簡単に行える仕組みを採用した。

NEC、京都大学の教育用コンピュータシステムを構築……端末約1,400台をシンクライアントに一新

《冨岡晶@RBB TODAY》

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