今年9月に関東地方などを直撃した台風15号による保険金の支払見込み額が11月30日時点で932億円9900万円に達していることが日本損害保険協会の集計で明らかになった。風水害による保険金支払額では過去10番目の規模になる。支払件数は14万8910件。前回見込み額を公表した10月31日時点と比べると、支払額は44億7200万円、支払件数は4.9%それぞれ増えた。11月30日時点の支払保険金見込み額を種目別にみると火災が799億3300万円、自動車99億2200万円、新種が34億4400万円。また同じく9月に四国・中国地方を縦断した台風12号による保険金支払見込み額は362億1400万円(支払件数3万4483件)で、過去15番目の規模になるという。