トレンドマイクロ株式会社は11月16日、都内で記者会見を開き、企業向け総合セキュリティソフトの新バージョン「ウイルスバスター コーポレートエディション 10.6」(ウイルスバスター Corp.10.6)を2012年1月27日より受注開始すると発表した。本製品は、同社独自のクラウド技術「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」を用いて業界最高レベルの防御力とパフォーマンスを実現したエンドポイントセキュリティ製品。今回、ダメージクリーンナップ機能、Webレピュテーション、モバイルデバイス向けセキュリティ対策ソフトウェアなどを標準で搭載した「ウイルスバスター コーポレートエディション Plus」を新たにラインアップに追加している。新バージョンでは、新たにUSBメモリやネットワークを経由した個人情報、機密情報の流出を防止する「Trend Micro 情報漏えい対策オプション」を提供し、外部からの攻撃の防御と合わせて、エンドポイント上の価値ある企業の情報資産を保護することが可能になった。また、手動検索・スケジュール検索時間を約30%削減したほか、OSの起動時間も短縮している。このほか、Windowsに加えMac OSやスマートフォン/タブレット端末で利用されるAndroid、iOS、BlackBerry、Windows Mobileなど多様なプラットフォームを一元的に管理できる。