「Enspire version 7.3.2.7」および「eClient version 7.3.2.3」また他のバージョンには、SQLインジェクションの脆弱性(CVE-2011-1915)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって管理者権限でアクセスされる可能性がある。なお、製品の設定によってはOS自体にもアクセスされる可能性がある。現時点では対策方法は公開されておらず、JVNでは、対策版が公開されるまでの間、Enspire eClientへのアクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。 (吉澤亨史)