フォーティネットジャパン株式会社は8月5日、企業、アプリケーション サービス プロバイダ、SaaSプロバイダ、マネージド セキュリティ サービス プロバイダ(MSSP)向けのWAFファミリー「FortiWeb」のOSの最新版、v4.0 MR3を発表した。また同社は、「FortiWeb-3000CFsxアプライアンス」を新たに市場へ投入する。新バージョンでは、新しいDoSプロテクションスキームが組み込まれ、ネットワーク層およびアプリケーション層のDoSポリシーを提供する。これによりFortiWebアプライアンスは、個人ユーザから発信されたリクエストを分析し、真偽の判定を行い、自動化された「なりすまし攻撃」を防御することを可能にした。また、期間ブロッキング機能が新たに追加され、組織別のプロテクションが強化された。特定の接続ではなく時間軸で期間を限定してユーザをブロックすることを管理者レベルで可能にする。このほか、圧縮機能の追加やロードバランシング機能の強化などが行われている。(吉澤亨史)http://www.fortinet.co.jp/press_releases/110805.html