日本ベリサイン株式会社(ベリサイン)は4月12日、同社が提供するSaaS型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)サービス「Scutum」において、50/100MbpsのWebサイトにも対応する新サービスの販売を開始したと発表した。新サービスでは処理能力をさらに増強し、対応トラフィックを従来の10Mbpsから100Mbpsへ大幅に拡充している。今回のサービス増強は、従来の10Mbpsでは対応トラフィックの上限を超えてしまうケースが見受けられたことから対応したもの。これにより、国内Webサイトの99%以上が利用可能となるという。また、利用者から要望の多かった、攻撃の傾向を月次で報告するオプションサービスも提供を開始する。本サービスにより、Scutum管理画面のブロックの履歴だけでなく、傾向の変化を捉えることが可能になる。(吉澤亨史)https://www.verisign.co.jp/press/2011/pr_20110412.html