プライスウォーターハウスクーパース株式会社(PwC)は3月3日、海外に現地法人や子会社など複数の拠点を持ち、国内外で大規模に事業展開するグローバルカンパニー向けに「情報セキュリティガバナンス構築支援サービス」を開始したと発表した。本サービスは、グローバル環境における企業の情報セキュリティ管理の現状評価から設計、構築、導入、運用まで、効率的で一貫性のあるリスク管理の実現を、積極的なITツールの活用によって支援するもの。管理体制の構築、内部監査やCSA導入、GRCツール導入など、各企業に適したアプローチによって情報セキュリティ管理の実効性を確保することによりグローバルカンパニーの経営者や最高情報セキュリティ責任者は、支店・営業所、研究所、製造施設、海外現地法人、グループ子会社など、目の届きにくい国内外の各拠点の情報セキュリティに関する問題を迅速に把握し、的確な対応を行うことが可能となるとしている。(吉澤亨史)http://www.pricewaterhousecoopers.co.jp/press_room/news/20110303.html