日本オラクル株式会社は1月31日、同社の業務アプリケーション製品群「Oracle Applications」による既存システムのアップグレードを支援する取り組みを強化すると発表した。具体的には、オラクルのミドルウェア製品を活用したアップグレード支援プログラムの提供開始やパートナーによるアップグレード支援サービスを拡充する。今回の取り組みは、「Oracle E-Business Suite R12.1」「JD Edwards EnterpriseOne 9.0」「PeopleSoft Enterprise 9.1」「Siebel CRM 8.2」へのアップグレードを検討しているユーザを対象にするもの。希望ユーザには、現行システムの環境、利用、運用状況や今後の要求事項などの情報を収集し、「Oracle Fusion Middleware」を活用してアップグレードした場合の最適な導入方法、導入期間やコストを提示する。(吉澤亨史)http://japanmediacentre.oracle.com/content/detail.aspx?ReleaseID=995&NewsAreaId=2