フォーティネットジャパン株式会社は12月7日、2010年11月度の「フォーティネットウイルス対処状況レポート」を発表した。2010年10月21日から11月20日までの同社「FortiGateネットワークセキュリティアプライアンス」と「インテリジェンスシステム」が検知した情報によると、今レポート期間に総計146の新たな脆弱性が発見されており、その4割以上となる61種類はイン ザ ワイルドで活発に攻撃を受けていた。本レポートの編集時点では、Microsoft Internet Explorerのゼロデイ脆弱性(FGA-2010-55)が引き続き悪用の標的となっている。新旧の脆弱性が今後も悪用され続けると考えられており、必要なパッチはすべて最新版を適用すべきであるとしている。