最近の攻撃者はレンタルサーバの「トライアル期間」を悪用する(セキュアブレイン) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

最近の攻撃者はレンタルサーバの「トライアル期間」を悪用する(セキュアブレイン)

株式会社セキュアブレインは11月29日、「セキュアブレイン gred セキュリティレポートVol.16(2010年10月分統計)」を発表した。本レポートは、同社が運用する、無料のWebセキュリティサービス「gredでチェック」で収集した情報を基に「セキュアブレイン先端技術研究所」

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株式会社セキュアブレインは11月29日、「セキュアブレイン gred セキュリティレポートVol.16(2010年10月分統計)」を発表した。本レポートは、同社が運用する、無料のWebセキュリティサービス「gredでチェック」で収集した情報を基に「セキュアブレイン先端技術研究所」で分析を行ったもの。レポートによると、10月に「危険」と判断されたWebサイトの件数は4,900件で、6月以降の減少傾向から増加に転じている。脅威別の検知数では、「ワンクリック不正請求」「フィッシング詐欺」「不正改ざんサイト」「不正プログラム」「不正攻撃サイト」のすべてにおいて9月の数値を上回った。ウェブサイト改ざん被害の内訳では、企業が68.3%、個人が29.4%となった。

また「gredでチェック」で収集された「不正改ざんサイト」のURLを調査したところ、特定のレンタルサーバを利用していると思われる改ざんサイトが多数発見された。最近の攻撃者はレンタルサーバの「トライアル期間」を悪用している。レンタルサーバ事業社は、利用者向けに「2週間の無料利用期間」等のトライアルメニューを用意していることから、攻撃者はこのサービスで一定期間サーバをレンタルし、フィッシング詐欺サイト、ウイルス配信サイト等の悪質なサイトを立ち上げ、攻撃に利用していると思われるという。

http://www.securebrain.co.jp/about/news/2010/11/gred-report16.html
《ScanNetSecurity》

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