株式会社セキュアブレインは10月29日、同社が運用する無料Webセキュリティサービス「gredでチェック」で収集した情報を基にしたセキュリティレポートの最新版、「セキュアブレインgredセキュリティレポートVol.15【2010年9月分統計】」を発表した。本レポートは、同社が運用する無料のWebセキュリティサービス「gredでチェック」で収集した情報を基に「セキュアブレイン先端技術研究所」で分析を行い、その結果をまとめたもの。分析によると、2010年9月に「危険」と判断されたWebサイトの件数は4,342件で、2009年8月の4,630件から減少している。また、脅威別検知数の月別推移においても、すべての脅威において前月と同程度あるいは減少傾向にある。一方、どの国のWebサイトが被害にあったかを、使用されている言語から2009年9月、2010年3月、2010年9月の3つの時期別に判断したところ、「Gumblar」による攻撃が初めて確認された2009年9月の統計では「不正改ざんサイト」は日本、米国、中国のみが確認されていた。しかし、「Gumblar」による被害が大きく広まった2010年3月以降は、ロシア、アラブ、インドネシア、フランス、韓国、台湾等の国のWebサイトでも改ざん被害が確認されている。http://www.gred.jp/openWhatsNewPage.htm?ym=201010#51499017