独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月12日、2種類のアーカイバソフト「Lhasa」および「Lhaplus」にそれぞれ脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。竹村喜人氏による「Lhasa ver0.19 およびそれ以前」には、実行ファイルを読み込む際のファイル検索パスに問題があり、意図しない実行ファイルを読み込んでしまう脆弱性が存在する。またSchezoによる「Lhaplus Version 1.57 およびそれ以前」には、DLLを読み込む際のDLL検索パスに問題があり、意図しないDLLを読み込んでしまう脆弱性が存在する。これらの脆弱性により、ともにプログラムを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性がある。なお、双方とも脆弱性を解消した最新版が公開されている。http://jvn.jp/jp/JVN88850043/index.htmlhttp://jvn.jp/jp/JVN82752978/index.html