マカフィー株式会社は9月14日、オンライン上の音楽と動画のリスクを比較したレポート「デジタルミュージック&ムービーに潜む危険性」を公開した。レポートによると、人気のあるオンラインミュージックやビデオと関連づけられたサイバー脅威の拡大が明らかになった。また、YouTubeを装ったマルウェアに感染した70万以上のWebページや、ファンクラブやファンのページのコメントとリンクされた、数千にも及ぶ悪質なURLが確認された。また、主要な検索エンジンで音楽を検索する際に「free」というキーワードを追加すると、検索結果に表示されるサイトの危険性が3倍高まることが判明している。これは「MP3s」でも同様だという。オンライン広告を使用してマルウェアを配布したり、ユーザのブラウザを悪用したりする悪質な広告は、感染の一般的な手段であり、同社では6月に悪質なソフトウェアを配信するドメインにユーザを誘導する悪質な広告を発見している。http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_10b.asp?pr=10/09/14-1