独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は9月10日、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)と情報セキュリティに係る脆弱性等に関連する情報の提供における協力覚書を9月3日に締結したと発表した。今回の協力覚書は、IPAが得た情報セキュリティの脆弱性等に関連する情報のうち、政府機関においても必要と考えられるものをNISCと共有することにより、政府機関の情報セキュリティ対策の向上に協力していくというもの。また、必要に応じてNISCとの間における情報交換の場を設けるとしており、「情報セキュリティ2010」での内閣官房と情報セキュリティ対策に関連する公的機関との連携を強化においても有効としている。今後は、今回の協力覚書の締結によってNISCとの連携体制を確立し、政府機関への脆弱性等に関連する情報のより迅速かつ具体的な情報提供を実現することで、政府全体における一層の情報セキュリティ対策の向上に協力していくとしている。http://www.ipa.go.jp/about/press/20100910_2.html