フィッシング対策協議会は9月1日、2010年8月度のフィッシング情報届出状況を発表した。発表によると、8月度における海外を含むフィッシング届出件数は58件で、前月度から35件増加した。また、フィッシングサイトのユニークなURL数は前月度より13件増加の46件、ブランド名を悪用された海外を含む企業の数は前月度より13件増加の19件となっている。8月はVISAやマスターカードを騙るフィッシングサイトの報告が多く、またモバゲーやGREEといった携帯ユーザを狙ったフィッシングサイトも増えており、月末にはプレイオンラインを騙ったフィッシングサイトも見つかった。さらに、メール自体が名前やカード番号などの入力を促す入力フォームになっているフィッシングメールの報告も寄せられた。同協議会では、不審なメールやサイトを見つけた場合は、サービス事業者か同協議会まで連絡するよう呼びかけている。http://www.antiphishing.jp/information/information457.html