マカフィー株式会社は8月23日、SNSをターゲットにしたオンライン詐欺の一例として、インドで最も人気の高いSNSを使用したオンライン詐欺について紹介している。インドからのトラフィックのうち15%以上を占める「Orkut」は、インドで最も利用されているSNS。詐欺師は、ITにさほど精通していないOrkut利用者になりすまし、ユーザをターゲットにしている。彼らは、セキュリティを侵害された数千件のOrkutアカウントのユーザプロフィールを更新し、さまざまなフィッシングサイトにリンクさせている。このようなフィッシングサイトではOrkutのアダルト版を自称しており、アクセスしたユーザを騙して、個人情報を漏洩させようとする。同社では、サイトに個人情報を入力するときには、そのWebサイトをよく調べてから入力するよう呼びかけている。そして、自分が安全であり保護されていることを常に確認するとともに、このような詐欺には近づかないことが重要としている。http://www.mcafee.com/japan/security/mcafee_labs/blog/sex-the-bait-in-mass-orkut-compromise.asp