ソフォス株式会社は8月16日、調査と偽ってネットワーク全体にウイルスを拡散させようとするFacebook上での最新のスパム攻撃が広まっているとし、Facebookユーザへ向け注意喚起を発表した。この攻撃には多くのバリエーションがあるが、ユーザは意図していないのに自分のFacebookのステータスを書き換えられ、他のユーザに対しては「公式のDislike(よくない!)ボタン」を入手するように勧誘するようになるという基本的なパターンがあるという。同社では、2つのパターンの攻撃を発見しており、「Dislikeボタンを入手した」または「Dislikeボタンを今すぐゲット」というテキストを含んだメッセージとして提供される。リンク先をクリックしても「Dislikeボタン」は入手できず、ユーザは最終的にオンラインアンケート調査に協力するように要請され、犯罪者たちはこれによって金銭的利益を得ることになる。同社では、ユーザが実際に欲しいと思っていた機能を提供するふりをするという、従来とは異なる手法であり、このようなメッセージには十分注意すべきとしている。http://www.sophos.co.jp/pressoffice/news/articles/2010/08/facebook-dislike.html